ネットセキュリティ対策の必要性とは

サイバー犯罪の広がりと危険

犯罪の中でも近年増え続けているのがサイバー犯罪です。
主に他人のコンピュータに勝手に侵入し、情報などを盗み取ったりする犯罪ですが、他の犯罪の様に目の前のものを傷つけたりするのではなく、世界中のどこでも攻撃できるという特徴を持っています。
それ以外の犯罪では国や地域の考え方や暮らし方により、防犯にも違いは出てきますが、サイバー犯罪の場合は容易に国境を越えて攻撃できます。
犯罪をするのは主に個人ではなく、グループを組み専門的な知識を持った者が集まり、組織的に広範囲に攻撃するのです。
このことから各国や地域ごとに取り締まろうと思っても物理的に無理が生じます。
サイバー犯罪に対する国際標準のセキュリティをしっかりとしなければならないのです。
しかし、ここでも問題があり、国際標準を作るという事は各国が情報を出し合い、お互いに助け合わなければならないのですが、国の利益などを考えると一筋縄に話はまとまらないということです。
2001年に欧州で発案されたサイバー犯罪条約が2004年に効力を発しました。
しかし、実際に法整備が整うのはだいぶ先のことで日本では2012年となります。
これも法律上の形式であり、刑事手続きや犯罪人を引き渡すなどの国際条約なだけで、当然ながらすべてのサイバー犯罪を取り締まることはとてもできないのです。
私たち個人はどうすればよいのでしょうか。
国や地域だけに任せて安全になることは難しく、利用する各個人の安全意識がもっと必要な事なのです。